くるみの生産者

くるみの生産者

フランスでも有名なグルノーブルくるみを栽培しているNICONOIXは100年以上続く歴史ある農園です。

5代にわたって続けられているその理由は、歴代のオーナー達が農園を肥沃な土地にし、次の代につなげてきてくれたから。

自然栽培に対する意識が高く、農薬は極力使わない栽培方法です。
網を使用して有害な害虫の数を確認、その年の害虫の数を推測。リスクが高すぎる場合のみ最低限の農薬を使用します。

オーナーに農薬の使用に関して質問した際、返された答えが忘れられません。

次の世代に繋げていきたい土地を汚すと思うかい?先祖代々土地を大切にしてきているから長く続いているんだよ。

昔から植物と土地を大切にする栽培を続けてきている農園だからこそ、100年も続いているのです。

Noix de Grenoble(グルノーブルくるみ)

世界中で栽培されるくるみは約80種類。
その中の約30種類のくるみがフランスで栽培されています。
 
グルノーブルくるみは、フランスでも有名なクルミのブランドの一つです。
グルノーブルくるみ と言われるくるみは La Mayette(ラマイエット)、La Parisienne(パリジェンヌ)、
La Franquette (フランケット)の3種類のみなのです。

グルノーブルくるみの80%を占めているのはLa Franquette 彼らが栽培している品種です。
Franquette の魅力は、その味、大きさ、そして0℃以下の寒さを避けるために、開花が遅く、その土地に合う品種であるということです。
また、くるみ独特のえぐみが少なく、甘みがあることも特徴です。
特にオイルにはこの特徴がよく出ており、後から柔らかなクルミの味わいが広がります。

フランスで100年以上続くくるみ農園

40ha(東京ドーム約9個分)の広さの農園でくるみが栽培されています。

美しい緑色の葉のついた枝を思いっきり広げ、のびのびと成長する木々の下にやわらかな陽の光が差し込んでいました。

一本一本の木が十分な間隔をあけてうえられていることからも、先祖代々の生産者のくるみへの愛情を感じられます。
そんな栽培方法だからこそ、立派なくるみを実らせることができるのです。

10年たたないと立派な実をつけないくるみの木を、今も毎年増やしています。

実りをもたらす木と土地をしっかりと守り、育てている。そんな印象を受ける農園です。

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